重く考えないで、あなたはどこに生きていますか?
自分の「思い」が自分の世界を作る。
そういっても、簡単には理解できな人は多い。
例えば、「読書」でも同じことが言える。
同じ本でも子供の頃と大人になってからでは、
感じ方も解釈も違う。
それによって、その本の内容も価値も変わる。
人によっては、
その本の内容は
自分のことを言われているような気がして、
責められているような気になる人までもいる。
でも当たり前だけど、
その本を書いた人はあなたのことを知らないし、
あなたに対して直接責めてもいない。
じゃあ、誰が責めているのか?
「自分自身」だったりする。
自分の後ろめたさや後悔によって、
その本が自分を責めているような気になったりする。
本に限らず、言葉だってそう。
他人が発した何気ない言葉が、
自分を責めているように思えることがある。
例えば、
「仕事を通して、人に喜んでもらえると幸せ」
と誰かが言ったとする。
もしあなたが今、何らかの理由で働いていなくて、
そこにコンプレックスがあったら、
「働いていない自分に対する批判だ」と
感じてしまうことだってある。
でも、その言葉を発した人は、
あなたのことを全く責めていない。
(もちろんあなたのコンプレックスを知っていて発していたら、
気配りが足りないとも言えるけど)
ただ、ただ、「自分が今幸せであること」を
言葉で表現したことにすぎない。
でも、あなたはその言葉で傷ついたりすることもある。
つまり、自分の思いで、
その状況を「責められた」出来事にしてしまっている。
同じ出来事があったとしても、人によって解釈が違う。
ある人には些細なことであっても、
ある人には人生を揺るがすような出来事に思うことだってある。
だからこそ、自分の「思い」が
自分の世界を作り上げている、と言える。
できることなら、自分の内側を幸せにしておきたいもの。
それがあなたの世界を作るから。
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